便利な機能
公開日:2018.02.16

htmlメール配信で開封率を測定する方法

Googleアナリティクスを導入していると「imgタグ」でメール開封率を測定することが可能です。配信方法はとても簡単。メルマガ送信時にメール形式を「HTMLメール」にします。

html-mail-cv

そして、本文中の最後に「imgタグ」を差し込みます。

imgタグの例)
<img src="https://www.google-analytics.com/collect?v=1&tid=UA-XXXXXXXX-X&cid=キャンペーン名&t=event&ec=mail&ea=open&el=20180215" />

URL内では『tid(UA-XXXXXXXX-X)』『cid(キャンペーン名)』『t(event)』『ec(mail)』『ea(open)』『el(20180215)』の6つを指定しましょう。
※elは後から振り返りやすい名称(日付+メルマガタイトル名等)がベストです

ちなみに「tid」箇所に入る「UA-XXXXXXXX-X」は測定したいGoogleアナリティクスのプロパティです。あとキャンペーン名は重複しない文字列であれば基本的には何でもOKです。

あとは読み手側がメールを開いた瞬間に、自動的にimgタグを認識してくれます。Googleアナリティクス側には開封時のデータが残ってくれるので開封率がわかる仕組みですね。

開封されたかどうかを確認するには?

開封状態はGoogleアナリティクスの「行動→イベント→概要」から数字を確認できます。

html-mail-cv2

もちろん、リアルタイムにある「イベント」でも開封は反応いたします。

注意点

htmlメールの仕組み上、キャリアメール(Docomo/AU/Softbank)では正しくメールを受信できません。具体的には「htmlファイルが添付された空メール」になってしまいます。

このあたりは、自社で管理している読者リストの質に応じて調整をしていきましょう。一人でも多くの方へ確実に届けたいなら、未だ『テキストメールに軍配』が上がります。

しかし、テキストメールでは、測定できて文中にあるURLのクリック数までです。開封率を指針としたマーケティングに取り組む場合は読者属性を考えつつ活用していきましょう。

最後に

cid(キャンペーンID)は乱数なり、ユニーク(絶対にかぶらない数字)な値にする必要があります。Googleから提供されているサービスで乱数を自動生成する専用ツールもありますので興味がある方はぜひ以下のURLも併せてご確認くださいませ。

▼Hit Builder
https://ga-dev-tools.appspot.com/hit-builder/

html-mail-cv3

▼タグの完成系(サンプル)

<img src="https://www.google-analytics.com/collect?v=1&tid=UA-67267079-6-X&cid=c214bc60-459c-43b9-9d20-4db7b19dfc00&t=event&ec=mail&ea=open&el=20180215(デイリーメルマガ)" />

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執筆者:XLabサポート (https://support.xlab-online.com)

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